かかりつけ医とは?その探し方、選び方

かかりつけ医とは自分の健康を相談する、一番近いお医者さんのことです。どうやって探すか、ということを解決するために、まずは何を目標にしているのかということからはじめてみましょう

かかりつけ医にわれわれがもとめるものはなんでしょう?まずは健康の問題をいち早くみつけてもらうという役割をはたします。そのためにははばひろく医学の知識をもっている必要があります。つまり、頭の先からつま先まで知っているのが、理想的です。ただ、すべてを詳細に知っている先生はいませんので(というのは無理なので)まずは一般内科、もしくは外科を修練された先生ならば、だいたい大丈夫だとおもいます。というのは入院中、患者さんをみるときに、日本ではよほどのことでなければ、専門家に相談しないからです。日本ではほぼすべての分野の基礎をしっていることが期待されています。専門家に相談するにしても、受け入れられるまで数日かかることすらあるからです。なので、自分でしらべて、自分で勉強するわけです。なので、いろいろな分野の知識をもっているとかんがえてよいとおもいます。最近では総合内科とよばれる専門科ができました。これはすべての科をある程度知っていることが求められます。なので、総合内科を研修されていることが理想です。

しかし、もっと大事なことがあります。それはアクセスがすごくいいことです。アクセスがいいというものは空間的アクセスと時間的アクセスがあります。むずかしいですよね笑。つまり、家の近くや職場のちかくにあって、いつでもいきたいときにいけること。また、自分の都合のいい時間にいけることです。かかりつけ医をきめるうえで一番大事なのは、それは自分がいきたいとき、いかなければならないときにいけるということです。たとえば職場の下の階にクリニックがあれば、そこで予約して、次の番になったら電話してもらうとか、仕事が土日が休みであれば、土日やっているとかそういういきやすいクリニックがいいとおもいます。多くの場合、からだの調子がわるくなったときに病院にいけないというのが、本当に深刻な問題をかかえたときに手遅れになることがあるからです。たとえば、大学病院や大病院をかかりつけにしたら、何時間も毎回またされ、いくのにも時間がかかります。そうすると、いきたいときにはいけないわけです。それでは残念ながら健康の問題がでてきたときに、準備ができません。

さらにちゃんとした病院にコネクションがあるほうがよいかもしれません。たとえば、大きな病院に長くはたらいたことのある先生ならば、知っている先生に電話して相談してもらうことができるからです。つまり、なにか問題がおきたときに、対処できることも大事なのです。

みのまわりにそういうクリニックがたくさんある場合はその中から自分の問題になりそうなものに強いひとをさがしましょう。大体の開業医の先生は以前なにかしらの専門をもっていた先生です。たとえば持病があるなら、もしくは親に心臓病のひとがいる場合には心臓に強い循環器を専門にしていた先生のところにいくといいのだとおもいます。

繰り返しになりますが、それより何よりアクセスが大事です。まずはアクセスのいいクリニックをさがしてください。もしもあわなかったら、ぜんぜん変えてもいいわけです。たとえば、健康診断を年に一回どうしようということをいってくれないひとは私なら、えらびません。ということで、私個人のかかりつけの選び方を述べました。参考にしてみてください

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