研修医おわった!給料があがった!そうだ、お金を増やそう

研修医が終わり、専門にいったとき、給与がすこしあがりました。ただ、とくに欲もなく、お金をためていました。そのお金は留学のときに非常に役にたちましたし、あのときお金をためていたことは非常にかしこかったとおもいます。

お金の勉強をいろいろしていくうちにああ、こういうものに当時投資しておけばよかったということがありました。わかい先生にぜひ参考にしてもらえればとおもいます。未来のことはわかりませんから、この提案が今後ただしいとは限りませんが、たぶんより賢い選択だろうとおもいます。

実はFXなんかもやっていました。小額ですが。最終的にすこしのプラスになりましたが、あがったり、さがったり、なんだか気が気でありませんでした。すごくきになりますし、本業に支障がでがちです。賢くない投資だとおもいます。

また個別株もやっていました。絶対大丈夫そうな東京電力とトヨタを保有して、もっておこうとかいましたが、どちらもどーんと大きな損失をだしました。笑。理由は察してください。こちらもあまり賢くありませんでした。だって仕事でいそがしいですし、細かい動きを察知できませんし、いつ売るかというのが本当に難しくてストレスでした。

いまやっているのはS&P500のインデックス投資です。しらべてみればわかりますが、これはアメリカの有力な株すべてに投資するものです。もちろんコロナショックなんかで一時的な落ち込みはあるでしょうが、これは予想済みで折込ずみなので、まったく動じません。市場全体がおちこむので、何をかっていても損失はだすからです。日本のインデックス投資はあまり利益をうみませんが、S&P500は10-20年もっていれば過去必ずあがっているからです。ただ、現金がある程度ないと一時的な落ち込みに対応できません。なので、半年生きられるであろう現金だけもって残りを投資にまわしてもいいのではないかなとおもいます。市場がおちこんでいるときに現金化するのはあまり賢い選択ではありません。しかし、大体1年くらいすると落ち着いてきます。半年間無職や研究留学をしていないかぎり、半年の生活費があれば、1年くらいは給料だけでいきていけますし、現金が必要になったときに売却してもかまいません。

なぜ若い先生におすすめするか。これは複利効果があるためです。もちろんマイナスに転じることもありますし、もっとプラスになることもあるかも知れませんがいままでだいたい7%程度の成長があったようです。医学生は数学が得意でしょうから、年利7%増加が2年目に14%増加となるわけでないことはわかるとおもいます。1.07の2乗ですから14.5%の増加になります。10年で70%増加でなく、96.8%程度の増加です。ほぼ倍になるのです。時間が長くなればなるほど有利なのです。もちろん為替りすくはあります。円高になったら、利益はへります。円安になったら利益は増えます。円高になったらどうすんねんという話はたしかにあります。もちろん。でもそれを織り込み済みでどうやら利益はでるようです。売るタイミングをまちがえなければ。売るほうが難しいようです笑。

なぜ私がしていなかったか。それは知らなかったからです。笑。短期投資かバリュー投資(割安な株)しかしていませんでした。なぜなら、いろんなお金の本がそういうことを書いていたからです。日本のインデックスはあまり成長しないので、そういう選択肢がなかったのです。海外にでて、ほとんどのひとがなんらかの形で投資しています。なんでだろうとおもったときにいろいろ読んでわかったのは、とくにアメリカは意図的にインフレをしており、市場は全体として右肩あがりです。つまり、銀行においておくとインフレについていけず、現金の価値はさがります。なので、長期的にみていると現金でもっておくことがリスクということがわかりました。なので、投資しないことは将来に不安をのこすことになるのです。日本においてはさきほど述べたようにあまり成長していないので、現金価値はあまりかわりません。為替も大きくあがったり下がったりすることもありましたが、大体あるところでおちついているのでないかなとおもいます。ドルはインフレを続けているので、実は円の価値がどんどんさがっているのです。

投資はあくまで自己責任です。ただ、若い先生には一度米国インデックス投資を検討してほしいとおもいます。なぜなら医師は最初から給与が高い一方でまったくあがらないからです。生涯賃金としては実はそこまで高くないのですが、時間というものが味方してくれます。医師という職業はきわめて長期投資にむくとおもいます。

提案でした。投資は自己責任でおねがいします。個人の意見であり、この手法で損をだしても責任はとりません。

最新情報をチェックしよう!