• 6月 10, 2020
  • 6月 11, 2020
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大動脈弓部置換のうまいやり方とは

大動脈解離や大動脈瘤で大動脈弓部置換をしなければならないとき、したほうがよいとき、どのようにするのが一番いいかはいつも議論になります。 いま自分がいろいろやってみておもうのはやはり腋窩送血が役にたつということです。二本送血、二本脱血が面倒だけど、一番役にたちます。二本送血していると、innomina […]

  • 6月 8, 2020
  • 6月 11, 2020
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大動脈弁置換の弁選択がかわっている。

大動脈弁を取り替えるのに、生体弁、機械弁があります。生体弁と機械弁はちがいます。 生体弁はブタや牛の心臓部位からできており、人間のからだにもフィットしやすいことがわかっています。ただ、自分の弁ではないせいか、弁は平均して、15年から20年しかもちません。そうなったとき、取り替えなければならないのです […]

  • 6月 7, 2020
  • 6月 13, 2020
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金儲けを目指す病院は悪か?

日本のほとんどの中核病院は公立で、アメリカのほとんどの病院は私立病院である。私立病院と書くと、お金を求める悪徳と感じるかもしれないが、私立は私立でよいところがあることを書こう。 日本で働いていたとき、すべての病院が準公的か公的な病院だった。私立と名乗っていても官公庁の下に存在する病院は多数あった。私 […]

  • 6月 5, 2020
  • 6月 5, 2020
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外科医の保険

外科医であることはある程度リスクをはらんでいます。手術をして結果がうまくいかないと訴えられる可能性もあります。また手を怪我して、手術ができなくなってしまうこともあります。はたまた外科医に限らずみんな、何かの事故にまきこまれてなくなってしまうかもしれません。 外科医にはある程度必要な保険があるとおもっ […]

  • 6月 4, 2020
  • 6月 5, 2020
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外科医の出会い、結婚、家庭のこと

外科医にとって家庭をもつことは大きなイベントです。 外科医の結婚は周囲をみていると、大学からの付き合い、研修医同期、医療従事者など職場で出会うことが多いようです。それはとても自然なことで、よく知っていることが大きな理由だとおもいます。そして、外科医というものをよく知っているからでしょう。 外科は他の […]

  • 6月 2, 2020
  • 6月 2, 2020
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手術トレーニングのシステム化

手術のトレーニングにはいくつかの段階があるとおもいます。でもこれをきちんと説明してくれるひとはいなかったかもしれません。ここで自分できづいたことを書いてみたいとおもいます。 まずは、みること。というか、手順をおぼえること。これは一度みた手術の手順を順をおっておもいだす作業です。最初にだいたいをおぼえ […]

  • 6月 1, 2020
  • 6月 2, 2020
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時差出勤の感染予防効果

時差出勤がコロナがきっかけで流行っています。時差出勤は日本の通勤が、バスや電車にささえられているので、たしかに有効な手段かもしれません。 コロナ予防の観点からみると東京の電車内は感染リスクが高いとおもわれます。まずとなりのひとと接触することになります。(密接ですね)コロナは接触感染がおきますので、こ […]

  • 5月 31, 2020
  • 6月 2, 2020
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心不全手術について

心臓の機能がおちてしまって、ほとんど心臓が動かなくなってしまうことがあります。心臓の機能がおちて、それが全身に影響をきたす状態を心不全といいます。心不全に対しても手術法があります。 心臓は血液をおくるポンプで、血液はからだにとって栄養源なので、つまりはからだのあちこちが栄養不足になってしまうのです。 […]

  • 5月 30, 2020
  • 6月 11, 2020
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混合診療について

混合診療は日本ではかなり禁止されています。つまりはできる医療が国の保険によってきめられているということです。混合診療はときには患者さんにとって有利であることがあります。自由が制限されるということがあります。 混合診療とは保険診療、つまり国がこういう病気にはこういう治療をしなさいといった治療法をしなが […]

  • 5月 30, 2020
  • 6月 2, 2020
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看護師さんの数を増やそう

看護士さんの数は増えない一方です。これはいくつかの理由によるものです。 まず看護師さんの勤務は大変です。はっきりいうと肉体労働で、なんだか働けるだけ働かされてる感じがします。とくに夜は40人を3人でカバーするなど、アメリカでは、ありえない体制になっています。 なぜこのようなことが起きるのでしょうか。 […]